2005 コロナ禍下での解体、浜松駅南団地と旧はましん本店

浜松駅南団地


 浜松駅南団地は、馬込川沿い、バロー北寺島店の南に位置する5棟で構成された団地。マンションノートによると完成は1977年。2014年にUR都市機構から一括譲渡の入札(最低売却価格4億2240万円)が広告され、プロモートエンシュウが落札している。

 プロモートエンシュウは共同住宅のリノベーションなどを事業としており、本社は団地内にある。今回の解体の事業主も同社である。解体されたのは5棟のうち、川沿いの3号棟と4号棟。跡地はマンションを1棟建てられそうな広さがある。リノベーションではないが、何かしらの再開発がされる可能性大だ。





隣接する三谷鋳造所も解体された。


旧はましん本店


 2019年に浜松信用金庫(はましん)と磐田信用金庫が対等合併し、浜松いわた信用金庫が発足。店舗網の再編も進んでおり、新築された支店にはデザイン性の高い建物もある。アクアウイングスを設計した日建設計が担当しているようだ。

市役所の東側に位置する旧はましん本部棟は1969年に完成。コンクリート打ちっぱなしのデザインは当時も話題性があったと思われるが、設計者情報は見つけられなかった。

新棟は2023年頃の完成予定とのこと。これも日建が担当するので、目を引く建物になりそうだ。


在りし日の本部棟(2019年1月)

手前の地下道には本部棟への連絡路と思われる通路が…


追記:



参考資料: